本記事は、過去配信ニュースレター内容を一部編集したものになっております。
人を増やせば、問題は解決する?
マネジメントは個人の能力ではなく、正しい知識と経験で伸ばすことが可能です。
10人以下チームがマネジメントを成功させられるかどうかは、誰をチームに入れるのかが大きく左右します。
①誰をチームに入れ
②誰をチームに入れないのか
③入れた人材をどこに配置するのか
この3点をおさえておくことが重要です。
※万が一人材を確保できなくても、最適な人員配置ができていればリソース不足をカバーすることも可能です
しかし実際の現場では、人員配置を考えないまま現場が忙しくなったからできそうな人を採用(いれる)というケースが多いのが事実です。
リーダー
そんな風に期待しても実際に蓋を開けると
リーダー
リーダー
など業務は増えてしまうことが多々あります。やみくもにメンバーを増やしてもトラブルが増えてしまったり、現場の体制ができていなく採用した人が辞めてしまうといったことも起こりかねません。
根性論で乗り切る前に、下準備をしてからメンバーの増加を
自転車のギアを上げたら漕ぎ出しが重くなるように、メンバーを増やしたらトップギアに入るまで時間がかかります。育成は時間がかかります。限りのある人員では、ジョブチェンジをさせるほど現場に余裕はありません。根性論で乗り切る前に、「必要最低限の人材をどうやれば最適に配置できるのか」を下準備しておくことが重要です。
そのためには、経験則だけでなく知識として最適な配置を知っておくと便利です。必要な機能は以下になります。
スタメンとして揃えておく機能は、大きく12個。事業を拡大する上で、必要不可欠な機能になります。(※現場に必要なメンバー数によりチーム全体の必要な人数は上下します)
専門家のアドバイスを参考にした方がいい箇所
以下は、専門家アドバイスもらいながら一部運用は自分たちで行うことをおすすめします。
・PR広報
・マーケティング
・クリエイティブ
必要な機能ですが自社にあった機能を選べていないケースが多く、適切なコスト配分ができていなことが多いです。
例:かけるべきコストを値切りすぎて、質の悪い外注先に依頼してしまう
例:自社には不必要なサポートやプランに申し込みをして高コストになっている
社内専従者を育成した方がいい箇所
セールス、バックオフィス、人事は社内専従者を育てることをおすすめします。少人数のチームでは、代表がセールスや人事を兼任するケースがあります。しかし経営者のメイン業務は経営戦略と事業戦略です。(リーダーが)自分が得意だからといっていつまでも自分で対応していると、現場メンバーは育っていきません。チームの力を底上げするためにも、属人的になっているやり方をしっかり展開し、社内専従者を育てていきましょう。
チームに足りない力をチェックする
多くのリーダーは、現場が忙しくなってから現場メンバーの追加を考えます。しかし強いチームをつくるためには、現場メンバーの増加だけでなく、専門領域のリソースも揃えておくことが重要です。代表は、現場からいい意味で離れていくことが事業拡大安定のキーになります。
以下に、チームに不足している力をチェックできるように表を作成しました。チェックリストとしてご利用ください。