目次
【活用事例/起業・ビジネス支援】
導入サービス(一部)
・年間施策の進行管理
・売上分析、顧客分析
顧客プロフィール
株式会社女子トク 代表取締役三浦綾子様
横浜市立大学商学部卒、新卒で大手人材派遣会社に勤務。その後医療機器専門商社へ転職。新規事業立ち上げ部署にてマネージャー職を担当。13年半の営業及び管理職経験を経て2016年に個人事業主として独立。2019年株式会社女子トクを設立。働く女性の平均所得を向上させたいという想いで、女性向けの起業・ビジネス支援業務と、法人向けSNS運用コンサルティング・運用代行・研修講師業を展開している。
サービス活用期間 2021年1月〜現在
BEFORE:活用前
個人事業主から法人化。目標とする売上を達成するが、サービス提供から新規施策の実行まで、代表自身が対応する体制に課題を感じる。プレイヤーとしての業務が中心となり、中期的な施策に着手できない状態。
AFTER:活用後
事業全体を俯瞰し、マネジメントすることができるようになる。チーム運営をしながら地道な施策を積み重ねる。5期目を迎え広告費ゼロで売上も拡大へ。
顧客インタビュー
※以下活用内容は2023年11月時点のものです。
現状維持は衰退、今の働き方で生み出せるパフォーマンスに限界を感じていた
(法人化直後の21年にサービスを導入。サポート内容を変化させながら事業を成長させてきましたが、導入を検討していた時期はどのような課題を抱えていらっしゃいましたか。)
当時は、会社員から独立し個人事業主を経て法人化した直後でした。目標とする売上を達成できていたものの、年齢を重ねてもこの働き方を維持できるのか、たとえ現状維持できたとしても売上をあげることはできないのではと感じていました。
働くことは好きですし、会社員から法人化し、ゼロからサービスを形にしてきた自負もありました。ですが、今のやり方では早い段階で限界がくると感じていました。
私が施策を決める際に直感的に決める傾向があったため、共通言語を持ちながらも自分とは異なる強みで施策を考えることができる存在がいたらと思っていました。「同じ目線に立ってビジネスの構築をしながら、施策のアイディアを実務に落とし込む」そんなパートナーとしてご依頼しました。
プレイヤー目線からマネジメント目線へ
(会社の成長と共に弊社のサポート内容を変化させてきましたが、サポートの中で印象に残っているものはありますか。)
サポート初期の段階で印象に残っているのは、年間施策表です。法人化した段階で、年間を通じてある程度売上の予測ができるようになり、先3ヶ月の販促計画は立てていました。ですが、この方法だとプレイヤー目線になりがちで、短期的にどう売上をつくっていくかを優先することが多かったように思います。年間施策表を導入したことで、事業を俯瞰することができるようになり来期を見据えた施策を検討できるようになりました。
メンバー増加で見えてきた業務スピードの課題
(メンバーの増加にともなって感じていた課題感はどんなものでしたか。)
1期目はほぼ一人で業務を回していましたが、2期目以降デザイナーやバックオフィスなど業務委託メンバーが増えていきました。依頼する業務は滞りなく回るものの、私が指示や確認をしなければいけないことも増えていました。結果的に自分がボトルネックになり業務のスピードが落ちてしまっていました。
(現状の問題に合わせて、サポート内容は業務フロー作成やマニュアル作成へと変化していきました。)
日々の業務も手放すことができない、マニュアルの整備も必要、施策判断するためのデータ分析もしたい。そんな状態だったので、中期的に今やるべきことはわかっていても、実作業を依頼するための準備が必要でした。実務担当者との橋渡しとして入ってくれたことで、属人的になっていた業務をマニュアルにしていくことができました。
データで一緒に未来をつくっていく
(3期目以降、代表である三浦さんは大学院に通い始め、スケジュールは多忙を極めていきます。そんな中、今後の事業を見据え、組織体制を強化していきます。)
3期目を迎えた頃から、経営判断をよりシャープにしていく必要があると感じるようになりました。それまでは、創業者である私の感覚で施策を決定している部分もありましたが、これからはデータをもとに判断できる体制を強化する必要がありました。ですが、社内に蓄積されているデータの中からどんな数字をもってくれば経営判断できる材料になるのかイメージできずにいました。分析するにはデータも足りない、どうしようかと悩んでいた時に、バックオフィススタッフと連携をとりながら、今ある社内のデータだけでLTV分析を行ってくれたことにとても驚きました。冷蔵庫には材料がないと思って諦めていたら、作り置きが3品でてきた!そんな気持ちでした。
(地道な施策の積み重ねで、売上は上昇。広告費ゼロで年商2,000万円を超え成長しています。今後はどのような展望を描いていますか。)
これまでは眼に見える範囲のニーズに応えてサービス提供してきました。これから事業の拡大を考えると、ヒット商品に合わせてユーザーを増やすことにチャレンジする必要があると考えています。その挑戦には、データ収集やデータ分析をもとに施策を実行することが非常に重要になると思っています。その部分をサポートしていただきながら今後も「女子トク」が描く未来を一緒に作っていければと思っています。